今までは成田から香港経由で、アジスアベバに飛んでいたエチオピア航空ですが、今年の6月からソウル経由に。成田からソウルの間だけも乗ることができるので、今回のソウル旅行に使ってみました。 LCCでなく、スターアライアンスのマイルが貯まるのも嬉しい限り。
ちなみに、エチオピア航空は週4便だけの運航ですが、金曜と日曜日に飛んでいるので、駆け足ソウル旅に使えます。金曜の成田発は21時25分。都内から仕事後に空港に向かっても十分間に合います。成田のチェックインはターミナル1の南ウイング。
出発の2時間前で、この行列。エコノミークラスのチェックインは少し待ちそうですね。
エチオピア航空のチェックインは同じスターアライアンス系のANAの方が担当。
とは言いつつ、自動チェックイン機が使えたので、預け入れ荷物がない自分はそちらでさっさとチェックイン。自動チェックイン機の搭乗券は各社共通のペラペラ紙。
因みに自動チェックイン機を使えるのに、何故かゲートで呼び出しされ、パスポートを再確認されました。チェックイン機のパスポートリーダーで、読み込んでいるはずだけど。それにソウルに何日間滞在かも聞かれたんですが、往復でチケット買ってますけど。まあ、チェックインカウターの長い列に並ばなかっただけ良しとしないといけませんね。
今日の飛行機。ボーイング787-8。21時25分発なのに、使う飛行機がソウルから着いたのは21時頃。確認してみると、エチオピア航空、いつも遅れがち。
「搭乗開始は10時過ぎるなあ」とのんびり構えていたら、21時半ごろには搭乗開始。びっくりの機内準備の速さだけど、掃除はちゃんとしてんのかな。（ちなみに席のテーブルは汚れていたので、簡単な掃除しかしてないようです）
787の標準、3－3－3のシート配列です。緑と黄系の不思議なシートカラー。この写真の右下のシートを見る限り、ヘッドレストのカバーも変えてないようですね。
前のシートとの間隔はこんな感じ。
前の席からの座席間隔は正直、かなり狭いです。LCCと同じレベルです。ちなみに、食事後に前の席の方がフルリクライニングさせたのですが、そうなると自分もリクライニングさせないと、前のTV画面がとても見にくいです。
TV画面。各国語でWelcome。でも実際の操作の言語は5個だと思います。日本語はありません。
保安ビデオは現地語と英語で。
プログラムは映画、テレビ番組、音楽などなど。種類は結構あります。確認できた日本語のプログラムは映画で邦画が2本だけ。
英語なので観ませんが古い映画で種類を多くしているようです。正直それは良いアイデアだと思いますが。アジスアベバ遠いですもんね。
22時前にはゲートを離れ、離陸。思ったよりはひどい遅延になりませんでした。
機内誌と機内販売誌。機内販売の内容はいたって普通。エチオピア色もあまりありません。
保安カードと衛生（？）袋。
ちなみに、飛行経路もエチオピア航空カラー。これから飛ぶルートは緑、飛んだルートは黄色。
食事はラムかフィッシュの選択。
フィッシュはサーモンでした。いたって普通の味で美味しくいただきました。ライスにレーズンが入っているので、少し現地の風味なのでしょうか。
フライト時間は2時間切る程度。あっという間に仁川に到着です。大韓航空がターミナル2に移ったので、外国の航空会社でもサテライトではなく、メインのターミナルに着くようになり、以前よりは入国審査場への距離が近くなりました。
実際の飛行時間は1時間49分。この時間は空路も空いているからか、かなりまっすぐ仁川空港を目指して飛んでいました。到着時間も定時より6分遅いだけ。ゲートインも着陸から10分は経っていなかったような。
エチオピア航空のこの便はほぼ満席で、アフリカに行く日本人ツアーの方、アフリカやヨーロッパ系の方、韓国に行く日本人、韓国に帰る韓国人。乗っているの国籍はほんとばらばらです。満席だからかクルーはやけにばたばたしていて、食後のコーヒーも聞いてくれないし、隣に座っていた韓国人の子は食事のメインを配り忘れられそうになっちゃうし。クルーが配った韓国の入国書類は、入国カードだけ。税関の書類はないかと聞いたら、「これしかないのよ」と日本の税関書類を渡されました。そんなサービスです。
2時間位のフライトだったら、サービスもないLCCの方が静かに過ごせるのかもなあと思ったフライトになりました。
このフライトに関係ない偶然だとは思いますが、自分の周りに座っていた人もみんなマナーがいまいちで、前の席の方は2時間もないフライトなのに、席をフルでリクライニングさせるし、隣の隣に座っていた女の子は足ををテーブルの上に載せてビデオ見てるし。さらにこの子、機内食でもらったチーズとクラッカーをトレーを下げた後も食べていて、食べ終わったクラッカーの袋やフォークを床に捨ててました。どちらも日本人。後者は20代の女の子。泣きたくなりました。
それにエチオピア航空はいつも微妙に遅延していて、仁川空港について1時5分発のソウル駅行きの深夜バスに乗りたい身としては、ちょっとドキドキです。（結局1時5分の深夜バスには乗れなかったのですが、その顛末は次のブログで）
そんな感じだったエチオピア航空。自分のスケジュールに合うので、また使っちゃうかもしれません。でも、他に選択肢があれば他にしますけど。
Jul 2018