台中に滞在した後は、台南へ移動です。その際に、台湾鉄道(台鐵)の特急、自強号に乗ってみました。今回の旅行の目的は台湾の電車に乗ること、台湾の駅弁を食べること。ワクワクしながら台中駅に向かいます。
その様子を動画でもまとめました。よろしければこちらからどうぞ。
台中駅、ちょうど工事中で、新しい駅を作っていました。この写真の古い駅舎は形だけ。この中を通った裏側に、新しい駅舎があります。
駅弁を車内で食べるため、昼の時間を狙って行きました。その時間帯の電車はこんな感じで、特急、普通列車合わせて、思った以上にたくさん走っていました。
こちらは有人の切符売り場。今回は使いませんでしたが。
こちらは切符の自動販売機。これは座席予約などができない、乗車券だけを買うタイプ。
自分が切符を買ったのはこちら。列車を選び、座席も選べます。言語は中国語だけなのですが、なんとなく意味はわかるもんです。ちなみに、当日だけでなく少し先(正確な日数は失念)の分までここで買えます。支払いは現金でもカードでも。とても便利ですよ。
さて、駅弁(台湾では弁当=便當)を買わなくちゃ。一瞬、売っていないのではと焦りましたが、こんな何気ないカウンターで売っています。カウンターの上に窓が付いていて、のぞき込むとお弁当がたくさん。見た目を選んでから買うことができました。
これが売っている種類。今日は三種類。排骨、ベジタリアン、排骨エコノミーバージョンですな。僕は一番上の八角排骨便當にしてみました。(多分)
これが切符です。日本の特急の切符と似ています。中国語と英語の表記。金額は363台湾ドル。日本円で1400円くらいでしょうか。
ホームで電車を待ちます。これは乗った電車でなくて、各駅のローカル電車。
座席はこんな感じ。昔の日本の特急列車みたいな感じです。
ヘッドカバーにはツキノワグマ。可愛いです。
さあ、出発をしたら弁当を食べましょう。実は台湾の特急の各席にはテーブルがありません。食べるのはそれほど困らないのですが、写真を撮るのがとても大変。頑張りました。で、その弁当ですが、中国の人は冷たいものをあまり食べないからか、保温された状態で売っています。なので食べるときもまだ大分温かい。そうすると、この大きな肉も、ご飯も柔らかくてとても食べやすい。もちろん味も強すぎずちょうどご飯と合う感じ。手前にある青い高菜がとてもいいアクセント。日本で食べる高菜は好きじゃないのですが、この高菜はフレッシュで、高菜の味が楽しめます。正直、想像以上に美味しかったです。あっという間に完食。
弁当を食べて、ぼーっとしていたらあっという間に台南に到着です。乗車時間は2時間を切りますからね。台湾らしい景色の中を走ってきますが、昔からある路線なので周囲に家や工場が多く、あとから専用の線路が作られた新幹線からの方が景色が良かったなと思いました。
ちなみに、台湾の電車はかなり時間に正確です。遅れていても、何分遅れているとちゃんと電光表示版に表示されています。
この電車が乗ってきた電車です。見た目も古い感じですね。
台南駅を外から見るとこんな感じで、古いままです。勝手なことを言わせていただくと、このままの方が趣があって好きなんですけどね。いつかは、他の駅のように近代的な建物になっちゃうんでしょうか。
旅の目的の一つで、期待していた台湾鉄道。快適で、楽しい思い出になりました。台湾に行く方はぜひ体験ください。
Jul 2017