チェンマイではアコー系のベランダ チェンマイ ザ ハイリゾート(Veranda Chiangmai The High Resort)に滞在しました。チェンマイで何がしたいと言うのはなかったので、今回は少しだけ豪華なホテルに泊まってのんびりするのが目的。空港から20分、市内からは30分ほどの山沿いにある、静かなリゾートです。
2泊して1泊目と2泊目の値段が違ったのですが、平均すると1泊13,500円ほど。朝食付きです。
ちなみに、空港送迎はホテルに頼むと900バーツ(約3,000円)とのこと。あまりに高いので、空港でタクシーに乗ることに。その金額は500バーツ(1,700円)。ちなみに、帰りはUberを頼んで260バーツ(900円)。
タクシーで到着したのは、森の中。ゲートを抜けると、こんな感じの池がお出迎え。その向こう側に見える建物が、フロントです。
フロント周りも水を使ったデザイン。凝ったソファーなどもあり、第一印象はとても良し。午後1時ごろに到着して、すぐに部屋に通してくれました。3-4組がチェックインに重なってしまったので、チェックインには少し時間がかかりましたが、待っている間におしぼりとジュースをいただき、フロントのスタッフはとても丁寧な印象。
フロントのある建物、客室がある建物(数棟あり)、スパ、プール、ジム、朝食用のレストランがある建物の主に3つに建物が分かれており、部屋まではカートで送ってくれ、部屋の説明をしてくれます。それぞれの棟が大きく離れている訳ではないので、荷物がなければ歩いて行ける範囲です。
今回の部屋は一番下のレベルで、マウンテンビュー、キングサイズベッド1台、43㎡の部屋にしましたが、一人では十分すぎる広さです。ベッドは大きく、部屋内に設置されたバスタブがちょっとおしゃれな感じ。この写真右側の大き目なソファーはくつろぐにはぴったりでした。
アメニティ。基本的なものは全て揃っています。
シャンプー、シャワージェル類はTHANN。好きなんですよね、このブランド。容器が継ぎ足し式なので、本当は中身は違うかもですが。
傘や、持ち出し用のかご、サンダルなども揃っていて、なかなか便利です。
部屋から外を見ると、こんな感じで緑のガーデンが広がっています。ここでも水がふんだんに使われていて、癒されます。少し先に見えるのは、ディナー時間だけ営業するレストラン。ベランダにはチェアーセットがあるので、そこでのんびりするのもいいかもです。
プール、朝食用レストラン&日中オープンのレストランなどがある棟。
早速、その屋上にあるプールに行ってみました。ホテルのホームページなどで見るよりも大きく感じるプールです。プールの向こう側には森が広がり、景色は最高です。(でも、実はプールの先端まで行くと、下側に近くの集落が見えますが)
実はチェンマイ滞在中、ほとんど雨。雨期なのは知っていて、スコールが数回降るだけかなと思っていたのですが、ずーっと降ってました。なので、まずはプールサイドのレストランでビールで乾杯。ここで飲んでも、ルームサービスで頼んでも値段は同じで120バーツ、サービス料など込みで140バーツ(500円ほど)。
ホテル敷地内を散歩してみることに。
プールから降りてきて、この先の左にスパが。まっすぐ行くとフロントです。
中庭には池。
ディナー時間にだけオープンするレストラン。外や、高床式の建物で食事ができるようです。
フロント棟にある、ライブラリー。雨期でお客さんも少ないのか、誰も居ません。
ライブラリーそばの滝の間の小道。癒されます。
疲れていたし、雨で市内まで出る元気はなかったので、贅沢してルームサービスの夕飯に。ちょっと頼みすぎた。
ちなみに、ホテルから市内までは一日3本シャトルバスが出ています。行きはこのバスを使って、帰りはUberなどで帰ってくるのもいいかもしれません。自分は、2日目に昼のバスを使って市内まで往復。市内を散歩して、ランチを食べて帰ってきました。
さて、翌朝になり朝食です。プールサイドのレストランです。フルーツタワー。
ジュースも豊富。
タイ風のデザート。
温かいものもこれだけ。朝食には似合わない、肉の炒め物とかもありますが。
パン類とか
サラダ類とか
レストランは天井も高くのんびりできます。ちなみに前方奥がEgg Stationで、卵を調理してくれるシェフがスタンバイ。
食器はセラドン焼きかな。タイらしいデザインです。このコーヒーカップ写真の手前と後方で高さが違っていて、それを記録するために撮ったのですが、実はどのカップのそうなっていて、そんなデザインのようです。
食事後は前述のホテルの無料送迎を利用してチェンマイ市内へ行って、街をぶらぶらしてからホテルへ戻りプールへ。レストランのおじさんが覚えていてくれて「今日もChang(ビール)飲むかい?」と聞いてくれたので、デッキチェアーに座りプールを眺めながらビール。
ホテルの口コミでプールの水が冷たすぎるというのがあったのですが、自分の時は大丈夫でした。気温28度程度で、問題なくプールに入ることができました。そう言えば入る時に一瞬冷たいかなと思いましたが、入ってしまえば何ともありません。長く入っていても寒くなることはなかったですし。
プールの奥では、中国の方がバタ足して水しぶき。
雨と言うこともあって、チェンマイ名物の夜市にも行かなかったし、何の観光もしませんでしたが、こんな滞在もたまにはいいもんです。ホテル自体は基本スタッフのサービスも良いし、施設も申し分なかったのです。
敢えて言うと古さからか、メンテの悪さからかはわかりませんが、部屋の入り口のドアが少し歪んでいるようで、かなり力を入れないと閉まりませんでした。また、バスタブの下側に少し割れ目ができており、水をためると微妙に水が割れ目からちょろちょろ。後は、部屋についているコーヒーと紅茶パックの入っているかごの中身を補充してなかったり(1日目)、便箋などが入っているアメニティの中に、前に泊まった人宛てだと思われるウェルカムカードが残っていたり。ハウスキーパーに紅茶を補充してもらったのですが、部屋に来た方はかなり感じが悪かった(今回の滞在で唯一感じが悪かった人)。
正直「ああ、これがもしかしたらこの施設でこのお値段の理由?」と言う感じで、超高級リゾートになり切れない理由かもしれません。
いやでも、このお値段でこの内容は十分ですよ。のんびりしたい時にはお勧めです。
Sep 2017