韓国、ソウルからの帰国にはJALのビジネスクラスに乗ってみました。JALのビジネスクラスに乗るのは多分、10年ぶりくらい。乗る前からとても楽しみにしてました。さてさて、そのサービスはいかに。
金浦空港の国際線は大きく改修が進んでいて、チェックインエリアも広くなりました。JALのカウンターは新しく広がった、向かって左側のエリアに。
少し早めに着いたせいか、カウンターはガラガラ。チェクインもとってもスムーズに完了。
今日の搭乗券。
本日のシート。機内に入った瞬間「ああ、懐かしい」って思ったって事は、10年前からこのシートってことですよね。このコンパートメントの一番前だったせいか、メニューやヘッドセットも椅子の上に置いてあります。
機内誌と機内販売誌。
エンターテイメント案内と、機内Wi-Fiの案内。
韓国語での冊子とゲロ袋。
安全のしおりと、シートの案内。まあ、よく言えば丁寧ですが、案内の冊子が多過ぎる。
座席にあらかじめ置いてあった、今日の機内食のメニューです。いくらなんでも、この薄っぺらい、緑色の紙がメニューなんて寂し過ぎる。それに、これだけなら、食事のトレーに乗せて出せば良いのでは?
ワイン&飲み物リストは機内誌などが入っているポケットに一緒に突っ込んでありました。写真ではわかりにくいですが、ぼろぼろで使い古し感が半端ないです。しかし、ワインは赤白一種ずつ。シャンパンはもちろんスパークリングワインもありません。
スリッパとヘッドセット。ヘッドセットは使ってませんが、この薄っぺらい感じではノイズキャンセリングではないと思います。
モニターの操作は5カ国語で。
エンターテイメントは日本人にとっては嬉しい充実ぶり。
フライトマップの説明だけでも、こんなに細かい。これも丁寧と言えば丁寧だけれども、こんなことにお金かけなくても良くないですかね。
リモコン。
シートのコントロールパネル。ソウル線はフライト時間が短いので、僕は機内ではリクライニングさえほとんどしませんでしたが、ライフラットにはなるようですね。
飛び立ってからのサービスはおしぼりから。
機内食はワントレー。あらかじめ希望の飲み物をセットして持ってきてくれます。メニューは和食で、選択は無し。お味はまあまあ普通です。メインの見栄えには目をつぶりましょう。
食事後もしつこくワインを飲み続けます。最近、ワイングラスはこれに変わったのでしょうか。前のものよりかなり洗練されて、ワインも飲みやすく、美味しく感じます。
フライト時間は1時間43分。あっという間ですね。
こんなルートでした。
しばらく乗ってなかったとはいえ、自分はJALファンだと思ってたんですよ。安心感も大きいし。昔破産した直後は、うまい具合にコストを削減しつつ。それで乗客を不快に感じさせないようにさせてるな、なんて思ったんですが。
今回乗って、期待値が大きすぎたせいか、なんだかちょっと違う、と思ってしまいました。ところどころに現れる安っぽさ。そして、クルノーの方も親しみが持てないというか・・。例えば、歩いているところを捕まえて頼んだせいか、追加をお願いしたワインをボトルのキャップを開けずに、結構面倒くさそうな雰囲気で持ってきてくれました。サービスも全体的に慇懃無礼な感じがしてしまいます。
この路線、そして自分の経験だけで勝手に言わせてもらうと、僕はANAの方が好きだったなあ、と言う感じです。いやいや、JALも十分快適なんですが。
Oct 2018